このスープは、ゲルソン療法にとって非常に重要なスープです。
ゲルソン医師は、患者さんに、毎日昼と夜に食べるよう指示しました。
ゲルソン療法の大部分は、肝臓の解毒を目的として行っているものが多いのですが、このスープは腎臓のクレンジングに有益だと考えられています。
材料(1−2人、2日分):
- セロリの根、中1個(無ければ、セロリの茎2−3本)
- 西洋長ネギ、中1本(無ければ、ふつうの長ネギ中1本)
- 玉ねぎ、中1個
- トマト、小3−4個
- じゃがいも、中〜大2個
- にんにく、4−5片
- パセリのみじん切り、カップ4分の1
作り方:
- すべての野菜を洗う — 皮の裏にカビがないかを点検。長ネギは縦に切り裂いて、中の葉をはがし、隠れている泥を洗い流す。
- すべての野菜を一口大に切り、大きな鍋に入れる — 細かくし過ぎなくても良い。最後にはすべてフードミルでつぶされる。
- 鍋に入れた野菜の3分の2がかくれるくらい水を入れる。
- 鍋のふたを閉めて加熱し、水が沸騰したら弱火にして、約2時間加熱する。
- スープを冷まし、水分も一緒にフードミルでつぶす。ミルに残った野菜の皮や繊維は捨てる。濾したスープは、カップスープとして飲めるようななめらかさになるように、完成後に適度に水を足す。
そのほか:
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フードミルは回転レバー式の裏ごし器です。
- セロリの根にこびりついている泥は、切り落とす。
- フードミルのレバーは、ときどき時計と反対周りに回転させ、底面の穴からスープがよく出てくるように、そこに引っかかっている繊維を取り除きながら裏ごしする。(繊維はスープに入れないように!)
- 出来上がったスープにフレーバーを加えるため、生の玉ねぎやにんにくをみじん切りにしてトッピングしても良い。
- スープは、作ってから48時間までは冷蔵庫で保存ができる。